常世田税理士事務所と顧問契約すると・・・
成長編
平成○○年8月7日
今日から、いよいよパソコンを使って帳簿を作成することになっている。簿記の知識もまだまだで、仕訳とか専門用語を言われると困るな、と思っていたら、税理士事務所のスタッフが、「仕訳辞書」というものをうちの会社にあわせてカスタマイズしてくれたという。見てみると「JRに乗った」とか「NTT料金を払った」などのリストがあり、これをクリックするのだそうだ。クリックすると、日付と金額だけが空欄の伝票が現れ、テンキーだけを使って空欄を埋めた。そのスタッフが言うにはこれで完了だそうだ。なにかだまされているのではと思うぐらい簡単だった。よく見てみると、うちの会社で使うほとんど全ての取引が仕訳辞書に登録されていた。1月前に帳簿や請求書、領収書の綴りをゴッソリ持っていったのは、このためだったのか!
平成○○年10月12日
パソコンを使って帳簿を作成し始めてから、あっという間に2ヶ月が経った。「仕訳辞書」のおかげで入力も滞りなく、最近ではたまに不明点があったときに電話で聞く程度になった。そのときは事務所の誰でも親切に教えてくれる。僕もそろそろ経理マンとして一人前かなとうぬぼれていたが、事務所のスタッフは更に手形の管理や資金繰りの予定など、僕のすべき仕事をどんどん提案してくる。正直新しい知識を覚えるのは楽しいし、頼りにされているのでやりがいを感じる。
平成○○年10月29日
税理士事務所によると、このパソコン会計ソフトは「戦略財務情報システムFX2」と言うそうだ。他にはない管理会計のコンセプトで設計されているので、決して会計ソフトとは呼ばないでくださいと言っていた。その中でも社長のお気に入りは、その名の通り「社長メニュー」だ。売上、利益、資金の情報がコンパクトにまとまっている。これを見るために、社長が僕のパソコンを占領する時間が増えた。最近では毎日だ。それもこの月末の忙しいときに!でも僕の仕事からそれほど重要な情報が取れるのかと思うと、なんだか少し誇らしかった。
FX2は、試算表作成だけを目的とする他の会計ソフトとは全く違います
FX2は、社長のために経営に役立つ情報を提供する業績管理ツールです
私たちは、FX2により社長の経営判断に不可欠な戦略情報を提供します
私たちは、社長がFX2を使い倒せるまで、親身に、真剣にサポートします
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