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常世田税理士事務所と顧問契約すると・・・
活躍編
平成○○年1月18日
税理士が「決算期が近づきましたので、決算予想をしましょう」と言ってきた。まだ決算まで2ヶ月以上あるのにと思いながら、打合せに同席した。税理士は「継続MAS」なるソフトを駆使し、社長からヒアリングをしながら、今までの9ヶ月分の実績に今後3ヶ月の予測を売上高から勘定科目ごとに積み上げていった。そして納税額を瞬時にはじき出し、さらには節税策やそれによる影響額までが画面で確認できた。正直すごいと思った。今までは決算が終わって1ヵ月経ってもわからなかったのに・・・。後で事務所のスタッフに聞くと、税理士は前日にたっぷりと下準備をしていたらしい。
平成○○年2月26日
決算まであと1ヶ月、これから忙しくなるなと思っていた矢先、社長から呼ばれた。税理士と来期の予算を作るという。「ピー、デー、シー、エー(PDCA)だよ。ピー、デー、シー、エー。」社長の発音が悪く、何を言っているのかわからなかったが、税理士が説明してくれた。要するに日々の業績管理が大切だということらしい。先日の決算予想のときにも使った「継続MAS」が登場し、これで予算を作ってFX2に登録するのだという。ああでもない・こうでもないと長い時間かけて予算が出来上がった。
平成○○年4月2日
新年度が始まった。今期は予算をFX2に登録してあるので、予算と実績との比較から日次で業績が把握できるようになった。そこでますます社長が僕のパソコンを覗きにくる回数が増えて、だんだん仕事ができなくなってきた。税理士に相談したら、FX2にはピアツーピアという簡易ネットワークの機能があるらしい。事務所スタッフが来て、社長のパソコンでも見られるように設定してくれた。これで僕の仕事もはかどると思ったら、社長から呼ばれた。「昨日の分の入力がまだだぞ。早くしろ。」社長には何でもお見通しになってしまった。
平成○○年5月15日
今日、決算申告が終わった。期末からまだ45日しか経っていないのに・・・。前の税理士だったら、まだ税額計算も終わらず、いったいいくら納税することになるのか、いや黒字か赤字かでさえわからなかった。また驚くべきは、納税額も決算予想の金額とほとんど変わらなかったことだ。さらに言うなら電子申告と電子帳簿である。今までの何枚も署名押印していたのが、パスワードとクリックで申告が完了し、分厚かった総勘定元帳や仕訳帳が、CD−ROM2枚になってしまった。恐れ入りました。
平成○○年7月14日
四半期ごとに業績検討会をします。予算をつくるときに税理士がそう言っていたのだが、実際どんなものかわからなかった。「限界利益率が落ちていますが、なぜですか?」税理士にそう聞かれたが、「・・・ではないかと思います。」とあいまいにしか答えられなかった。税理士は部門別の業績管理を行ってみましょう、と提案していた。部門別とは本店や支店などの店舗別に行うものと思っていたが、うちの会社では商品群別に部門としてみるそうだ。なるほどこうすれば「なぜ」に答えられるのかと妙に納得した。
私たちは、決算3ヶ月前に決算予測を行い、節税対策を考えます
私たちは、年度予算の策定をお手伝いし、日々の業績管理につなげます
社長の夢を現実のものとするには、なにより中期経営計画が大切です
私たちは、これらの業績検討(PDCA)の仕組づくりをお手伝いします
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